WordPress管理画面の一般設定の「サイトアドレス(URL)」「WordPressアドレス(URL)」を変更したところ、突然サイトも表示されずWordPressへログインすることもできなくなってしまった・・・
ブログやサイトのドメインの変更の時に、「サイトアドレス(URL)」「WordPressアドレス(URL)」を間違ったアドレスに変更してしまいアクセスが一切できなくなった・・・
こうなると焦るどころかパニックになりますよね。。
「サイトアドレス(URL)」「WordPressアドレス(URL)」を変更を誤ると、それぞれで別々の問題が発生します。
サイトが正常に表示されずユーザーがアクセス(閲覧)できなくなる
⇒WordPress管理画面の一般設定で元に戻すことですぐに元通
②「WordPressアドレス(URL)」の変更誤り
WordPressへログインできなくなる
③「サイト・WordPressアドレス(URL)」の変更誤り
サイトへアクセス不可、WordPressへログイン不可
②であればサイトの表示は問題ないので落ち着いて対処方法を考えることが出来ますが、③をやってしまったら心穏やかではないですよね。(やってしまい復旧に2時間程かかりました。。)
初心者の方でもスグに復旧することができます。もし、まさにその状況という方は、まず落ち着いてください。焦ると余計なミスが発生してしまいます。
本記事では「サイトアドレス(URL)、WordPressアドレス(URL)」の変更を誤り、サイトへアクセスできない・WordPressへログインできない状況になった時の解決方法について紹介します。
WordPressへログインするための応急処置
「サイトアドレス(URL)、WordPressアドレス(URL)」を一緒に変更してしまった場合、ログインできないだけでなく、サイトの表示がエラーとなり正常に表示されていないと思います。
先に、WordPressにログインできるようにして、「サイトアドレス(URL)」を戻し正常にサイトが表示されるように戻す必要があります。
エックスサーバーのバックアップ機能を利用する場合、FTPソフト(WinSCP)を利用する場合、エックスサーバーのFTP機能を利用する場合の3つの方法を紹介します。ご自身に最適な応急処置を実施して下さい。
サーバーのバックアップ機能を利用する場合
①エックスサーバーのサーバーパネルにログイン。
②データベースの「MySQLバックアップ」をクリック。
③MySQLバックアップから「データベース」の復元
FTPソフトを利用する場合
FTPソフトは、何でも良いですが、今回はフリーソフトの「WinSCP」を使用します。
①「WinSCP」を起動し、サーバーに接続。
②変更してしまったドメインの「public_html」フォルダへ移動。
③「public_html」フォルダ内に「wp-config.php」ファイルがあるので編集。
④正しいアドレスの記述を1行追記して保存。
※最後に「/(スラッシュ)」は入れないこと。
エックスサーバーのFTP機能を利用する場合
レンタルサーバーにより機能がない場合があります。今回はエックスサーバーの方法になります。
①エックスサーバーの「ファイルマネージャー」にログイン
②変更してしまったドメインの「public_html」フォルダへ移動。
③「public_html」フォルダ内に「wp-config.php」ファイルがあるので編集。
④正しいアドレスの記述を1行追記して保存。
※最後に「/(スラッシュ)」は入れないこと。
これで応急処置は完了です。
WordPressにログインできるようになります!
「サイトアドレス(URL)」も誤って変更してしまっている場合は、すぐにWordPress管理画面の一般設定で「サイトアドレス(URL)」を正しいアドレスに変更しましょう。
あくまで応急処置となるので、一般設定の「WordPressアドレス(URL)」部分がグレーアウトしており、変更ができなくなってしまっています。
そのままにしておいても特に問題はないですが、戻したいという方は、次の“WordPressアドレス(URL)のグレーアウトを戻す方法“で元に戻すことができます。
WordPressアドレス(URL)のグレーアウトを戻す方法
WordPress管理画面の一般設定で「WordPressアドレス(URL)」がグレーアウトし変更できない場合の解決方法について説明していきます。
解決方法のサイトを色々見てみると「phpMyAdmin」でデータベースを修正する、と記載があるものの初心者からすると全く意味が分からないですよね。。
レンタルサーバーによりMySQLツールやデータベース設定とう表記になっており、phpMyAdminへのログイン方法が異なるので、抽象的な記載をされているサイトが多いのです。なので、今回は利用者が多いエックスサーバーを例として詳しく紹介します。
データベースツール「phpMyAdmin」にログイン
①エックスサーバーのサーバーパネルにログイン。
②データベースの「phpmyadmin(MySQL5.7)」をクリック。
③「phpMyAdmin」にログイン。
データベース内の「siteurl」を正しいアドレスに修正
①「wp_options」へ移動し「siteurl」を探す。
②誤っている「siteurl」のアドレスを、正しいアドレスに修正
WordPressアドレス(URL)を、正常な状態に戻すことが可能になりました。
最後に先程、wp-config.phpに追加した「define( ‘WP_SITEURL’, ‘https://正しいアドレス’ );」を、削除することで、WordPressアドレス(URL)のグレーアウトが消え変更が可能になります!
まとめ
今回の記事をまとめます。
・早急に応急処置をしてWordPressへログインできるようにしよう
・完全復元の前に、先にサイトを復旧させよう
・WordPressアドレス(URL)はグレーアウトのままでも特に問題はない
・WordPressアドレス(URL)のグレーアウトを戻すのは意外と簡単
コメント
初めまして!ワードプレス初心者でサイトURLを変更してログインできなくなってしまい、途方に暮れながら色々なサイトを読みあさっていたところ、最終的にこちらのブログにたどり着き、こちらの記事のおかげで無事にログインできるようになりました!!!!本当にありがとうございます!!!!