WordPressでバックアップをしておいた方が良いというのを良く聞きますが、サーバ側でバックアップされているので大丈夫ですよね？
そうですね、サーバによっては自動バックアップ機能を備えており、定期的にバックアップをしてくれるものもありますので、基本的には大丈夫です。
ですが、あくまでサーバ内でバックアップされているので、サーバが万一故障したらサイトの復旧はできないと思った方がよいでしょう。
えっ、サーバが故障した場合は、復旧できないんですか！？
サーバ側のバックアップを信じ過ぎるのは良くないんですね・・・
自分でもできる範囲でバックアップをした方がよいということですね。
はい。
何でもそうですが、絶対大丈夫とは言い切ることはできません。
ですので、ご自身でもバックアップをされた方が良いのは間違いないですね。
自分でもバックアップをしようと思うんですが、どうすればいいんですか？
何か簡単な方法ありませんか・・・？
ありますよ、「BackWPup」というプラグインを利用することで簡単にできます。
ということで、WordPress初心者でも簡単にWordPress内のデータをバックアップできるプラグイン「BackWPup」を紹介します。
BackWPupの導入方法
BackWPupを導入するには、WordPress画面のプラグイン⇒新規追加から「BackWPup」を検索します。表示されたら、インストール&有効化をすることで使用できます。
バックアップの設定をしていきましょう。
WordPressの左に追加された「BackWPup」⇒「ジョブ」を開きます。以下は作成済みの画像になりますが、バックアップは2種類取る必要があります。簡単に説明するとWordPressの設定のデータベース部分と記事等のデータの部分で2種類となります。
では、まず記事データ等のファイル部分のバックアップの設定を行います。
「新規ジョブを追加」をクリックして以下画面を開きます。名称はご自身で分かりやすい名称であれば何でも良いです。ファイル部分のバックアップを行いますので、「ファイルバックアップ」にチェックを入れます。
保存方法は、「フォルダーへバックアップ」にチェックを入れます。
メールアドレスはご自身の任意のメールアドレスを入力して下さい。基本的には、メールが来ることがないですが、バックアップが失敗した時に通知される連絡先となります。最後に設定の保存を忘れずにしましょう。
続いて、バックアップを実施するスケジュールの設定を行います。
以下はそのままで大丈夫です。
ファイルについては、記事のデータ部分になりますので頻度を高めにしておくことをおすすめします。正直、ここについてはサイトの更新頻度により異なりますので、ご自身で最適なスケジュールを選択してください。最後に設定を保存して完了です。
以上で、ファイル部分のバックアップの設定は完了です。
続いて、WordPressの設定部分のバックアップの設定を行います。
名称はご自身で分かりやすい名称であれば何でも良いです。WordPressの設定部分のバックアップを行いますので、「データベースバックアップ」「インストール済みプラグイン一覧」にチェックを入れます。
保存方法は、「フォルダーへバックアップ」にチェックを入れます。
メールアドレスはご自身の任意のメールアドレスを入力して下さい。基本的には、メールが来ることがないですが、バックアップが失敗した時に通知される連絡先となります。最後に設定の保存を忘れずにしましょう。
続いて、バックアップを実施するスケジュールの設定を行います。
以下はそのままで大丈夫です。
データベースについては、WordPressの設定部分になりますので、頻度は低めでも大丈夫です。サイトを作成して間もないころは色々とカスタムすると思いますので毎日にして落ち着いたら週1回などにするとよいでしょう。。最後に設定を保存して完了です。
以上で、WordPressの設定部分のバックアップの設定は完了です。
バックアップが正常に完了できているかは、「ログ」から確認できます。正常終了しなかった場合に、前述で設定したメールアドレスに通知が来ます。
まとめ
初心者の方だけでなく、「BackWPup」は上級者の方も使用されているプラグインになります。WordPressはレンタルサーバにインストールされているので、万一サーバガー故障した場合にはサイトに関する全データが消失する危険があります。ですので自己防衛の為にも、積極的にプラグインを活用して効率的にバックアップをすることをおすすめします。簡単にWordPressのバックアップをすることができるプラグイン「BackWPup」の紹介でした。
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