ブログをはじめたばかりだと、サイドバーが寂しい。また、色々な記事へアクセスして欲しいので、誘導させるために「サイドバー」に記事のサムネイル表示をしている人も多いですよね。
サイドバーに記事の一覧表示があると視覚的に興味を引くことができ、ユーザーのブログ滞在時間が長くなりSEO効果があります。
しかし、ブログをアクセスしてきた人が必ずしも記事を読むためだけだとは限りません。どんな記事を書いているのか参考に訪れるブロガーも多数います。
サイドバーに人気記事を情報を掲載することで、アクセス数が見込める狙い目のキーワードを公開することにもなってしまいます。
本記事では、ブログのサイドバーに記事の一覧を表示させるメリット、またサイドバーに「人気記事」を表示させない方が良い理由について紹介します。
サイドバーに記事の一覧を表示させるメリット
ブログのサイドバーに記事のサムネイルを一覧表示させる、最大のメリットとしては”回遊率の向上”です。
サイドバーに記事のサムネイルを一覧表示させることで、ブログに訪れたユーザーの目に留まり合わせて読んでくれる可能性が高まります。関連する記事であったり、また全然関係ないけど興味をを引く内容の記事で読んでもらえることが有ります。
例えるなら、服を買いにショッピングモールへ行き、途中で靴屋のテナントが目に入り寄り道して見に行ってしまう。また、雑貨屋が気になり寄ってしまうといった感じです。
合わせて読んでもらうことで、ブログに訪れたユ-ザーの滞在時間が長くなり、SEO効果として”このブログはユーザーにとって有益な情報”が多くあるとGoogleに評価してもらえます。
具体的には、ドメインパワーが高まりブログの記事全体の検索結果の上位表示されやすくなります。
ブログのトップページのサイドバーに記事のサムネイルを一覧表示をすることは、検索からブログに訪れたユーザーに関連記事、関連のない記事を合わせて読んでもらえるチャンスなのです。
よって、サイドバーに記事のサムネイルを一覧表示をしない理由はないと言えます。
サイドバーに人気記事を表示するリスク
前述の”ブログのサイドバーに記事の一覧を表示させるメリット”を見て分かる通りサイドバーに記事の一覧を表示させた方が良いと言えます。
記事の一覧には”関連記事”や”人気記事”といった、どういう記事を表示させるか自分で決めることができます。
人気記事は、文字通りブログ内の記事で一番読まれている人気の記事をランキングで一覧表示させることができます。人気記事なのでもっと多くの人に読んで欲しいというのもわかりますが、更に多くの人に読んでもらえるメリットの代償として、人気記事を表示することで競合サイトにキーワードを狙われるリスクが高まります。
人気記事を公開することで、アクセス数が稼げるキーワードはこれですよと公開しているようなものです。すぐに競合やドメインパワー高いブロガーに狙われてしまいますので注意が必要です。
ブログ初心者で”なぜわかってしまうのか?”良く分からないという人もいるかもしれませんが、「キーワードプランナー」と「mozbar」で確認すれば、狙っているキーワードと月間の検索数数は丸わかりです。
ブログをはじめて間もない間は、ドメインパワーが低く、ドメインパワーが高いサイトから同じキーワードで記事を書かれてしまうと簡単に検索順位を抜かれてしまいます。
そうならないためにも、積極的に人気記事を表示させるのは止めましょう。
サイドバーに記事を表示させるなら関連記事がおすすめ
サイドバーに記事を表示させるなら、「関連記事」がおすすめです。
人気記事は、アクセス数を伸ばすだけでなく、検索から訪れたユーザーを別カテゴリの記事に自然に誘導することができます。しかし、前述で述べた通りメリット以上にリスクがあるので正直微妙です。
人気記事以外では、関連記事を表示することができます。関連記事は文字通り関連している記事なので、同じカテゴリの記事の一覧を表示させることができます。関連する記事となるので、ユーザーが合わせて読んでくれる確率は高まります。
しかし、人気の記事のアクセス数を伸ばしたい、別カテゴリの記事に誘導させたいということはできません。簡単に言うと、内部リンクのような感じです。
サイドバーの記事表示は、ブログに訪れた人の目につきやすいだけでなく、回遊率を上げることができるます。サイドバーに何も表示させない、広告を表示スペースとして活用、ではもったいないです。読み手側の利便性を意識して、関連記事を表示させてみてはいかがでしょうか。
関連記事であれば、人気記事のようにアクセス数をもとに表示していないので、キーワードを知られてしまう心配もありません。
まとめ
今回の記事をまとめます。
・人気記事の表示はキーワードを公開しているようなもの。
・アクセスの見込めるキーワードを知られることで競合に狙われるリスクがある。
・サイドバーには”関連記事”がおすすめ。
・関連記事では他カテゴリへ誘導はできないが回遊率は上がる。
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