家にデスクトップパソコンを置くスペースがない、一応スペースはあるけど邪魔なので置きたくないという人も多いと思います。
でもパソコンは使いたいとなると、選択肢としてはノートパソコンしかなくなってしまいます。
重たい作業もしないので、スペックは十分なのでノートパソコンで問題ないという人もいると思いますが、実際に使ってみると画面が小さくて見づらいなど思うこともある人も多いのではないでしょうか。
ノートパソコンは、持ち運びを前提としているので画面の大きさにも限界があります。毎日、家の中で使用するには画面が小さく見づらい・作業効率が悪いと感じてしまうのも無理はありません。
本記事では、ノートパソコンを自宅やオフィスでデスクトップパソコンのように快適に使いたいという人に、ノートパソコンをデスクトップ化する設定と方法を紹介します。
デスクトップ化に必要なもの
ノートパソコンをデスクトップ化するには、以下の4つのアイテムが必要になります。
・HDMIケーブル
・キーボード
・マウス
他にもノートパソコンスタンドなど色々とあれば便利な物もありますが、人により不要だったということもありますので無駄な買い物にならないよう、はじめに買うのは止めましょう。
ディスプレイモニター
ノートパソコンをデスクトップ化するために、まず必要となるのはディスプレイモニターです。
ノートパソコンでゲームをするためにデスクトップするという人は、いないと思いますのでディスプレイモニターはこだわる必要はありません。
自宅に保管してある古い液晶テレビを利用する、または安いディスプレイモニターを購入すると良いでしょう。
ディスプレイモニターを検討している人は、以下のモニターがおすすめです。ピボット機能(画面回転)が備わっているので、邪魔な時は画面を回転させ机のスペースを確保したり、自由自在に画面を画面の角度を変えることができるので使いやすいよう自分で調整することができます。
HDMIケーブル
HDMIケーブルとは、パソコンの映像や音声をディスプレイモニターに送るために必要なケーブルです。
パソコンによってはHDMIポートではなく、Type-CやminiHDMIポートの場合もあり、必要に応じて変換アダプタもあわせて購入する必要があります。
最近では安いHDMIケーブルは色々とありますが、ケーブルが細くて軽いケーブルのものを選ぶと良いでしょう。ケーブルが太くて重いと固いので扱いづらいので注意しましょう。
キーボード
ノートパソコンに元々キーボードが付いていますが、デスクトップ化するとディスプレイモニターの前でノートパソコンを開きキーボードを使用することになります。
ノートパソコンのキーボードが使用できなくなるということはありませんが、ディスプレイモニターとノートパソコンのモニターがかぶりとても見づらくなります。
よって、デスクトップ化するにはキーボードが必要です。
最近では、有線タイプのもの以外にもBluetoothタイプのものも多く存在しますので、机の上をスッキリさせたいという方はBluetoothtタイプのものを選ぶと良いです。しかし、Bluetoothタイプの場合は、乾電池式と充電式のどちらかとなりメンテナンスが必要となりますので、少し手間がかかるので注意しましょう。
マウス
ノートパソコンでは、タッチパッドを利用しているという人も多いと思います。キーボードと同様にノートパソコンに付いているタッチパッドを使用することは可能です。
タッチパッドを使用することも可能ですが、ディスプレイモニターの前でノートパソコンを開く必要がありノートパソコンのモニターがかぶり使用しづらいという問題が発生します。
それ以外にも、タッチパッドを操作するよりもマウスを使用した方が圧倒的に作業効率が良いため購入することをおすすめします。
クリック音が静音、電池の持ちが長寿命の以下のマウスがおすすめです。また、USBとBluetoothで別々の機器を接続でき、マウスのボタンで簡単に操作する機器を切り替えることができます。パソコンにUSBを接続し、タブレットとBluetooth接続しておけばマウス1つで操作できるのでとても便利です。
デスクトップ化の設定方法
ノートパソコンをデスクトップ化すると、ノートパソコンは電源ボタンを押す時以外は閉じて邪魔にならないところに置いておくことになります。
デスクトップ化に必要となる設定は2つあります。
2. スリープモードの設定
ディスプレイモニター接続時の設定
ノートパソコンの画面をディスプレイモニターに変更する設定になります。通常、ノートパソコンとディスプレイモニターを接続すると”画面の複製”がされます。
画面の複製というのは、ノートパソコンとディスプレイモニター両方に同じ画面が表示されてしまうということです。ノートパソコンのデスクトップ化するにあたり、ノートパソコンに画面が表示される必要はないので、ディスプレイモニターにだけ表示されるように設定をしていきます。
①スタート⇒設定⇒システム⇒「ディスプレイ」をクリック
②マルチディスプレイで「2のみに表示する」を選択
③ディスプレイモニターに映像が切り替わることを確認
スリープモードの設定
ノートパソコンは閉じると、バッテリーの節約のためにスリープモードになるように設定されています。
ディスプレイモニターへ接続し、いざデスクトップパソコンとして使おうとノートパソコンを閉じると画面が消えスリープされてしまいます。ノートパソコンを閉じてもスリープモードにならないよう設定をしていきます。
①スタート⇒設定⇒システム⇒「電源とスリープ」をクリック
②マルチディスプレイで「電源の追加設定」をクリック
③「カバーを閉じたときの動作の選択」をクリック
④カバーを閉じたときの動作⇒「何もしない」を選択し、「変更の保存」をクリック
まとめ
今回の記事をまとめます。
・家でノートパソコンを使うには作業効率が悪い。
・デスクトップ化の環境を整えるには、少し周辺機器が必要。
・デスクトップ化するための設定は、凄く簡単。
・身体への負担の軽減と作業効率が向上する。
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