急な咳・痰・喉の痛みにスグに効く龍角散!妊娠中や授乳中でも安全!

スグに良く効く龍角散 お役立ち情報

のどを使いすぎて、のどの調子が悪い。風邪を引いて、せき・たん・痛みのトラブルに悩まされている方いらっしゃいませんか?

のどのトラブルは症状によって日常生活に支障をきたし「話すとせきが出る、たんが絡み話しずらい、飲食するとのどが痛い」など辛いですよね。

また、妊娠中や授乳中で服用できる薬が限られている方もいらっしゃると思います。

 

そんな方へ、辛いのどの症状をスグに改善できる「龍角散」。龍角散って聞いたことあるけど、どんなもの?妊娠・授乳中に服用しても大丈夫?といった疑問を解決します。

 

 

龍角散の成分と効果

龍角散は、「咳・痰・喉の痛み」にスグに効く薬です。

通常、粉薬は水で飲むのが常識とされています。口から摂取した薬は、体内に吸収され、全身に行き渡ることでその効果を発揮します。

龍角散は、水で飲む必要がありません。胃に達する前に喉に対し、直接的に作用を発揮します。生薬がのどに作用し、のどの組織の繊毛運動を活発にすることで、異物を口から体外に排出させ不快な症状を緩和してくれます。

 

1. 成分と効果

龍角散は生薬を主成分とした薬です。生薬とは自然界に存在する、植物・動物などに由来する薬効を持った成分です。
龍角散に含まれる、主な生薬は以下となります。

・キキョウ
キキョウ科の多年生の草で、サポニンと呼ばれる成分を多く含んでいます。サポニンには気道の粘膜の分泌を促進する作用があります。そのため、適量を飲むとたんが出やすくなります。

・セネガ
ヒメハギ科の多年生の草で、キキョウと同様にサポニン成分の一種(トリテルペンサポニン)を多く含んでいます。セネガは粘膜刺激作用があり、気道粘膜の分泌を促進する作用があります。そのため、適量を飲むとにより気道の分泌を促し、気管や気管支に溜まったたんを除去します。

・カンゾウ
マメ科の多年生の草で、サポニン成分の一種であるグリチルリチンを多く含んでいます。グリチルリチンにはせき止め、抗潰瘍、抗アレルギー、抗炎症などの作用があります。そのため、適量を飲むことによりのどの痛みを和らげます。その他にも、免疫力を高めたり、肝機能を高めてその解毒を助ける働きやガン予防効果など、多くの薬効があります。

・キョウニン
杏子(あんず)の種子で、アミグダリンという青酸配糖体を含んでいます。服用すると、体内で分解される際に、微量の青酸を生じさせます。青酸には呼吸中枢、せき中枢を鎮静させる作用があります。そのため、適量を飲むことによりせき止め薬として喘息やせき、呼吸困難などに効きます。

・ニンジン
ウコギ科のオタネニンジンといわれる、朝鮮人参です。朝鮮人参には、ニンジンサポニンをはじめ、多くの成分を含んできます。多くの成分により、抗炎症作用、抗菌作用、抗胃潰瘍作用、疲労防止や疲労回復、抗ストレス作用、老化防止作用など多くの作用が認められています。

・アセンヤク
アカネ科のガンビールという植物で、フラボノイドとアルカロイド成分を多く含んでいます。フラボノイドは抗血栓作用があり、アルカロイドにはがん細胞の増殖を抑制する薬効があります。アセンヤクは、植物を水に浸して取り出した水製エキスを生薬として用いられています。水製エキスは口腔清涼剤としても用いられています。そのため、適量飲むことで口の中がスーッとします。

 

2. どんな症状に効果がある?

龍角散は以下の症状に効果を発揮します。

・せき、たん

・のどの不調(不快感、痛み、はれ、声がれ)

・煙草によるのどのトラブル

「のどが痛くて唾を飲みこむのが辛い」「空気が乾燥してせきが出る」「のどがイガイガする」「口呼吸をしてしまい、朝起きたらのどが痛い」「声を出し過ぎてのどが痛い」などの、のどのトラブルに良く効きます。

 

龍角散は、副作用が少なく安全性が高いです。

市販されている多くの風邪薬には、抗ヒスタミン成分が含まれているため、副作用として眠気を起こす可能性が高くなります。
車の運転をされる方・学生や社会人の方で、日中に眠気によるパフォーマンスの低下が深刻な問題となることもあります。

龍角散には抗ヒスタミン成分が含まれていないため、眠気などの副作用の心配はありません。

龍角散は妊娠中や授乳中の方を含めて、多くの臨床実績があり安全性が高いです。海外データや文献を見渡しても、妊婦・胎児・乳児に悪影響を及ぼす心配はありません。医学的に、妊婦さんでも安心して服用することができます。

 

3. 龍角散の種類

龍角散は市販薬なので、インターネットやドラッグストアで手軽に購入できます。

主に龍角散は以下の3つ種類があり、いずれも【第3類医薬品】に分類されます。また、第3類医薬品以外にも普段からのどのケアが行える飴があります。

 

龍角散

缶の中に粉末状の薬が入っており、付属しているスプーンで測り服用するタイプです。20g、43g、90g入りの3種類が販売されています。主要な成分4つであるキキョウ(たん除去作用)、セネガ(たん除去作用)、カンゾウ(抗炎症作用)、キョウニン(咳止め作用)の生薬が配合されています。

龍角散ダイレクトスティック

いつでも、どこでも水なしで服用できる顆粒タイプです。1箱に16包入っており、1回分の個包装なのでもち運びしやすいです。味は、ミント味・ピーチ味の2種類あります。ノンシュガーなので、夜寝る前に服用しても安心です。前述同様に4つの生薬が含まれています。

龍角散ダイレクトトローチ マンゴーR

いつでも、どこでも水なしで服用できるトローチタイプです。1箱に20錠入っており、1錠ずつ分けることができ持ち運びしやすいです。味はマンゴー味となります。ノンシュガーなので、夜寝る前に服用しても安心です。前述同様に4つの生薬が含まれています。

龍角散ののどすっきり飴

第3類医薬品以外で、日頃の「のどのケア」におすすめな龍角散のど飴もあります。

カミツレ・カリンを主成分とした「龍角散のハーブパウダー」と、19種類のハーブエキスを配合されていて、のどをスッキリさせることがでる飴です。前述の第3類医薬品程の効果はないですが、「のどがイガイガする」「のどが乾燥する」「のどが痛い」ときに、飴をなめることで風邪や症状の悪化を防ぐことができます。味は、ノーマルのスッキリした味以外にも、シークワーサー味・カシス&ブルーべりなどのシュガーレスタイプもあり寝る前に舐めても安心です。

 

上記、第3類医薬品の3種類の中で一番おすすめなのは、「龍角散ダイレクトスティック ピーチ味」です。

理由は、持ち運びしやすい・ノンシュガー・おいしいからです。なぜ、ピーチ味なのかと思った方もいると思います。服用直後に、顆粒の色が舌に付くのですがピーチ味だとピンク色なので口を開けた時に目立ちません。舌がよりピンク色になり奇麗になります。

ミント味だと青色の顆粒なので、駄菓子を食べた時のように一時的に舌が青くなります。服用後すぐに会話が必要な場合は、青い舌が見えてしまわないよう口を開け過ぎないように注意することをおすすめします。

 

4.服用の仕方

龍角散は一般的な薬と違い、水なしで服用することができます。これは龍角散のが主に作用する部位が「のど」だからです。

龍角散は生薬成分が、のどの繊毛運動を活発にして、のどの異物排出を促進します。そのため、龍角散を水で飲む・服用スグに飲食をすると十分な効果を得ることができません。

つまり、龍角散の成分が直接のどに効き、すぐに効能としてあらわれるということです。

龍角散を服用後は最低30分ほどは、飲食を控えることで効果を最大限に発揮させることができます。

 

 

まとめ

龍角散は妊婦さんが服用しても大丈夫なほど、安全性が高いので安心して服用することができます。

また、ノンシュガーなので、のどに違和感を感じたら夜寝る前に飲んでから寝るなど、トラブルの防止におすすめです。

のどの不調がトラブルになる前に、自分でできるケアとして龍角散を試されてみてはいかがでしょうか。

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