オリンピックの金メダルの値段はいくら?素材から本当の価値に迫る!

オリンピックの金メダルの値段はいくら?素材から本当の価値に迫る! お役立ち情報

東京2020オリンピックまでもう少し、いよいよという感じになってきましたね!

チケットを入手できるのか、メダルを多く獲得できるか、色々と気になるとことです。ふと気ななるのが「金メダルって、値段をつけたらいくらになるんだろう…?」

 

みなさんも気になりますよね~?
自分だけですか?(笑)

 

特別な世界イベント「オリンピック」のメダルともなると、「想像もつかない価値になるのでは!?」と思う方もいらっしゃると思います。

 

そもそも金メダルは、純金だけでできているのか?それとも純金でできていない!?そして、一体いくら位の価値があるのか気になりますよね!

 

今回は、そんな謎多き「オリンピックのメダル」の価値について迫ります!

 

メダルの値段と価値

オリンピックの金メダルの値段はいくら?素材から本当の価値に迫る!

2003年版までのオリンピック憲章では、金メダルは純度92.5%以上の銀製メダルの表面に6mg以上の純金でメッキ」したもと、定められていました。

理由としては、「開催国によって経済的な不利が無いように」との配慮でした。

 

つまり、ウチの国はお金がないので、安い素材で作ります!
メダル貰う側の国としては、「えっメダルが鉄?アルミ?・・・」ということがないようにしていた、ということです。

 

しかし・・・

 

この記述は、2004年度版以降の憲章からは削除され、今現在は「メダルと賞状の形式はIOCに事前に提出して承認を得なければならない」という記述のみとなっています。

現在は、各国の判断に任せるという形になっているようです。

 

メダルの素材

メダルの素材は、前述で述べた通り各国に任せられています。

とはいえ、IOCの承認が必要ということもあり、

今まで通り多くの国が純度92.5%以上の銀製メダルの表面に6mg以上の純金でメッキ」よせた形で、メダルを製作しています。

 

【メダルの規格】(IOC:国際オリンピック委員会 制定)

大きさ:直径70mm~120mm

厚さ :3mm~10mm(ロンドン2012大会では7mm)

重さ :
500g~800g


原材料:
1位、2位のメダルは銀製で、少なくとも純度1000分の925であるもの

    1位のメダルは少なくとも6グラムの純金で金張り

形  :
原則として、丸形(パリ1900大会では唯一の四角)

 

つまり、「金メダルは全て純金でできているわけではない」ということです。

 

 

メダルの値段

メダルが作られるのに、使用されている素材から価格を割り出すと、以下の金額になります。

金メダルの価格は、約4.5万~8万円

銀メダルの価格は、約2万円

銅メダルの価格は、約300円

 

「そんなに安いの・・・!?」

と思った方もいると思いますが、これが現実です。。

 

 

メダルの価値

資産価値という観点で、素材からお金に換算すると、大した価値はないと言わざるを得ません。

しかし、素材の価値=メダルの価値ではありません。

・誰が何の競技でメダルを獲得したのか
・メダルを獲得した回数

など、様々な要因が絡んでくることで、大きく価値が変化します。

 

過去に、アメリカでスポーツ関連の記念品のオークションが開催され、金メダルがオークションへ出品されました。

そのときの落札額は1.5億円です。
金メダルの価値は素材だけではないことがわかります。

 

オリンピックメダルには、見えない価値があるということです。

つまり、お金で買えない価値があるということです。

 

 

昔、オリンピックの金メダルは純金だった!?

オリンピックの金メダルの値段はいくら?素材から本当の価値に迫る!

現在のオリンピックは「近代オリンピック」と言われています。

オリンピックは、1896年にギリシャのアテネで開催されたのが、はじまりです。

その時から、1912年夏のストックホルムオリンピックまで純金で金メダルが作られていました。しかしそれ以降、純金製メダルは作られなくなりました。

 

【純金製の金メダルではなくなった理由】

・開催国の経済力に差があるので「開催国の負担を減らす」ため。

・競技数が増えたことにより「メダルの必要数が増えたこと」があるそうです。

 

時代の流れってことですね。。

 

純金製のメダルはいくら?

金メダルが純金でできていたらいくらになるのだろう・・・?って気になりますよね。

 

全て純金だった場合を想定し、メダルの規格の最大800gで計算してみます。ここ最近の1g当たりの金の価格は約6,000円です。

 

なので、1つの金メダル480万ということになります。

 

 

現在の競技数では純金製メダルにすることはできない

参考に、2016年のリオオリンピックの競技数は306種目でした。

東京2020オリンピックは399種目。
東京2020パラリンピックは537種目。

と、回を重ねるにつれ競技数が増えています。

 

さすがに、これだけの競技数があると、純金製で金メダルを作るのは予算的に厳しいでしょう。また、オリンピックの開催費用で数兆円もかかるため今後も純金でメダルを作るということもないでしょう。

 

ちなみに、オリンピックの開催費用は過去最高だと5兆円もかかっている国もあります。

以上から、金メダルを純金製にする選択肢が取れないの、仕方ないように思います。

 

 

 

まとめ

今回の記事をまとめます。

・メダルの素材に決まりはない!
・メダルは、素材で値段を算出すると安い!
・メダルには、お金で買えない価値がある!
・昔は、金メダルは純金製だった!
・純金製のメダルは1つ480万円する!
・競技数が多くなり、純金製の金メダルは予算的に厳しい!

 

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