ブログを一定期間続けてくると、関連する記事であったり似たような内容の記事が増えてきますよね。全く同じ内容の記事は重複コンテンツとなり良くないですが、関連する内容の記事を増やすことでブログ内の回遊率や滞在時間を上げることができます。
普段サーチコンソールでアクセス分析を行っていると思いますが、ブログに訪れたユーザーがすぐにブログから離脱してしまっているということありませんか?
例えば、アクセス数の多いページに訪れたユーザーが読み終わった後、すぐにブログから離脱してしまい、1ページしか読んでもらえていない・・・
恐らく内部リンクであったり、訪れたユーザーの興味を引くための工夫ができていないからです。改善することで、簡単に回遊率や滞在時間を上げてアクセス数を増やすことができます。
本記事では、回遊率や滞在時間とはなにか?、また内部リンクやユーザーを滞在させる工夫により、ブログの回遊率や滞在時間を改善してブログのアクセス数を増やす方法について紹介します。
回遊率・滞在時間とは?
回遊率とは、ブログに訪れたユーザーがブログ内の記事を閲覧する割合です。
例えば、ユーザーがAというキーワードで検索して、自分のブログのAに関する記事に訪れます。訪れたユーザーがAに関する記事を読み、合わせて関連する記事Bを読めば、回遊率は1です。つまり、Aに関する記事だけを読み離脱してしまえば回遊率は0となります。
回遊率は、Googleの評価にとても影響します。訪れるユーザーにとって有益な情報に関する記事が豊富であれば回遊率は必然的に向上し、専門性の高いブログとGoogleから評価されます。
また、回遊率が上がるということは、訪れたユーザーがブログに長い時間滞在することになります。滞在時間が上がることで、Googleから内容が濃い(充実)したブログとして評価してもらうことができます。
ユーザーの”悩み解決”や”知りたい”情報がブログ内にあり、より詳細で関連性の高い記事が集まっているブログであればあるほどGoogleは良いブログなのでユーザーの目に届くように検索上位に表示させるようにしているということです。
よって、回遊率と滞在時間はとても重要なのです。
回遊率・滞在時間を上げてアクセス数を増やす方法
ブログの回遊率・滞在時間が上がるとアクセス数(PV)を上げることができます。単純にブログ内の記事の閲覧数が増えるのでアクセス数(PV)が上がります。
回遊率・滞在時間が上がるとアクセス数が上がる理由としては、ブログ内の記事を回遊することで滞在時間が上がることで、ユーザーに必要とされている価値のある内容を提供していると判断され、ドメインパワーが高まります。
では、具体的にどうすればブログの回遊率・滞在時間を上げることができるのか?ですが、以下3つを行うことで上げることができます。
2. サイトマップを作成する
3. 動画コンテンツを取り入れる
内部リンクを張り巡らせる
回遊率を上げるための基本とも言える方法ですが、ブログ内に「内部リンク」を張り巡らせることです。
ブログの記事では、だいたい1つの内容を1つの記事にします。
例えば、ブログの始め方について”ブログを始めるにはレンタルサーバー、ドメインを用意が必要”という内容の記事を書いたとします。
ブログの始め方の記事の中にレンタルサーバーはどれが良いか・レンタルサーバーの設定方法・ドメイン名はどれが良いか・ドメインは何を選ぶべきか等、すべてを1つの記事にまとめて書いてあったらどうですか?読み手側から見ると、中には必要ない情報もあり読みづらいですよね。
なので、読み手側のことを考えてそれぞれで1つずつ記事にする必要があります。
つまり、”ブログの始め方”の記事の中に、”レンタルサーバーはどれが良いか”について記事の内部リンクを貼ることで、必要としているユーザーのみアクセスするため合わせて読まれる可能性が高くなります。
反対に、レンタルサーバーは既に決めていて必要ないという人は内部リンクをクリックしないので余計な情報を読み手側に表示させずに済みます。よって、途中で離脱してしまい滞在時間を下げてしまう心配もありません。
様々な関連性のある記事を1つ1つ内部リンクとして、”より詳しく知りたい方はコチラの記事へ”というように網目のように貼ることで訪れたユーザーが自然に記事を回遊するように誘導するということです。
注意しなければいけない点としては、パソコンに関する記事に、自転車に関する記事の内部リンクを貼るなど、全然関連性のない記事を内部リンクとして貼り付けてもアクセスされる可能性は低いです。
アクセス数を意識しすぎて、関連性のない内部リンクを貼ったり、大量に内部リンクを貼り過ぎてしまうと返って逆効果となるため気を付けましょう。
サイトマップを作成する
サイトマップとは、文字通りでブログの地図です。ブログ内には色々な記事がありますが、何の記事があるのかは書いた本人しか分かりません。はじめてブログに訪れたユーザーが迷わず目的の記事や興味のある記事にたどり着けるようにするためにサイトマップが必要となります。
ブログ内の記事が少ないうちは、あまり必要性はありませんが作成しておくことで、訪れたユーザーが”関連した記事が他にもないかな?”と思った時に、サッと確認できるサイトマップがあることにより回遊率・滞在時間が上がり複数の記事へのアクセスしてもらうことができます。
サイトマップには、ブログに訪れたユーザーに向けたものやGoogleクローラー(ロボット)に向けたものの2つあります。
どちらにおいても、SEO対策として有効なので必ず行いましょう。
動画コンテンツを取り入れる
ブログ内に動画コンテンツを埋め込む方法です。一番簡単で滞在時間を飛躍的に上げることができます。
例えば、パソコンの性能の比較の記事を作成したとします。文字で伝えることも可能ですが、やはり視覚的な方が伝わりやすいです。
記事の中に、パソコンの起動時間を比較している動画などを入れることで、実際はこのぐらい早いのか!と視覚的に分かりやすくすることができます。
ユーザーへのメリットだけでなく、動画を見ている間ブログに滞在してもらうことができるので簡単に滞在時間を上げることができます。
前述で紹介した、内部リンクと組み合わせ、”パソコンの起動時間を比較している動画”の後に、”パソコンの起動を速くする方法”などの内部リンクを貼ることで合わせて読まれる可能性が高まり、効果的に回遊率・滞在時間を上げることができます。
まとめ
今回の記事をまとめます。
・対策を行うことで回遊率・滞在時間を上げることができる。
・内部リンクを網目のように張り巡らし、回遊率を上げよう。
・動画コンテンツ等で滞在時間を上げよう。
・回遊率・滞在時間を上げて効率的にアクセス数を上げよう。
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