「手の汗で紙がふやけて文字が書けない」、「握手を求められても手がビショビショで握手ができない」という方へ、手の汗を止める商品を紹介します。
と、言いたいところですが商品を買ったところで、まず手汗を止めることはできないでしょう。
自分もミョウバン、外国製の制汗薬等、ありとあらゆるモノを試してきましたが結論として、手術をする以外で治すことは無理というところまで行きつきました。
手の多汗症は、手掌多汗症と言われ病気なので市販のもので治るわけがありません。
そこで手術で治すことを決心しました。
どんな手術があるのか?
手術といっても保険適応と保険適応外の2種類あり、保険適応だと「交感神経節切除術」、保険適応外「ボトックス」「ビューホット」があります。
交感神経節切除術
メリット:汗が完全に止まる、数万円で受けれる、痛みが少ない、完治が早い
デメリット:代償発汗がほぼ必ず現れる、手がガサガサでハンドクリームが必須になる
ボトックス
メリット:汗が少し収まる、数万円で受けれる、完治が早い
デメリット:効果は一時的(数か月)、効果ない場合もある、継続するには高額
ビューホット
メリット:大体6~7割の程の汗が止まる(人によりほぼでなくなる)、代償発汗がない
デメリット:高額(約30万)、完治までが長い
選択肢として上記3つある中で、自分は「ビューホット」の手術を受けることにしました。
【理由】
1.神経切除して完全に汗が止まり、代償発汗による新たな悩みが出るのが怖い
2.神経切除して冬に手がガサガサになるのがイヤ
3.ボトックスは効果が一時的なのでイヤ
ビューホット手術の内容
マイクロニードルという、約30~40本程の極細針の機器を使用して、皮膚の中の汗腺の深さまで貫通させて高周波を照射し汗腺を破壊する手術となります。
手術では、全身麻酔・局部麻酔等を行い皮膚の表皮層を冷却板で冷やしながら、高周波を照射するので、手術中は全く痛くありません。(麻酔するので当たり前ですが)
皮膚の表面が火傷する等の関係ない部分へのダメージはありません。
表面を冷却板で、冷却し内部にのみ高周波を照射するので、失敗はなく危険性は低い。
手術が受けられる病院
調べると分かりますが、大体のクリニックはワキのみしかビューホットは行っていません。
また、口コミやレビュー、体験談といったものがネット上に、全然なくあまりなく探すのが大変でした。結果として手術を受けたクリニックを紹介します。
神奈川県川崎市にある「川崎中央クリニック」です。
手の様々な箇所のビューホットを実施している数少ないクリニックで実績もそれなりに有り、安心感があったのでここに決めました。
インターネットでクリニックを検索してHPを確認すると、だいたい出てくるのは「ワキ」のビューホットです。クリニックのHPを一目見て、「手」の文字がない場合は、手の施術は行っていないと判断して良いでしょう。
問い合わせるだけ無駄なので、参考にして下さい。
(有名どころの複数のクリニックに電話し、「手はやってない」と言われました…)
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