子どもの頃に将来の夢を考えたことありますよね。子どもということもあり、具体的にどんなことをやるのかも分からずイメージで想像していたと思います。
高校生や大学生になり就職をいざ考えた時に、昔考えた将来の夢を仕事にする人は多くはありません。実際に働くとなると、「残業がない仕事が良い、土日は休みが良い」など労働内容よりも、いかに日常生活を充実させることができるかを重視してしまうからです。
日常生活を重視できればいいし、やりたいことが特にないな・・・という人も多いと思います。
本記事では、やりたいことがない・・・と困っている人に向け、自分のやりたいことを見つける方法について紹介します。
やりたいことがある人はそんなにいない
やりたいことが見つからないという人は、意外と多くあなただけではありません。世の中の大半の人は、やりたいことがないまま就職活動を行い働いています。
「この仕事をやってみたいから入社させ下さい。はい、採用します。」というほど世の中甘くはありません。しかし、少なからず本当にやりたかった仕事につけず、しぶしぶ関係ない仕事をしているという人もいます。そういった本気でやりたかったという人は、そのうち再チャレンジしてやりたい職業に転職していきます。
しかし、やりたいことがなくどうすればいいのかすら分からないという人もいますよね。適当に就職してブラック過ぎてメンタルをやられてしまい退職なんてことにはなりたくはないですよね。
やりたいことがないとはいえ、適当に就職をしてしまうと人生終わります。
やりたくないことを明確に!
「やりたいこと」をつい探してしまいがちですが、やりたいことなんて簡単に見つかるものではありません。単なる思い付きであれば、すぐに見つかりますが今後何十年と続けていくことを考えると見つかるはずもありません。
じゃあどうすれば・・と思いますよね。まずは、「やりたくないことを明確に」することが大切です。やりたくないことを続けることほど苦痛なことはないからです。
このように、お金をもらってもやりたくないことを書きだしてみましょう。
・接客をしたくない
・繰り返し同じことをする作業をしたくない
・夏暑くて、冬は寒い環境はイヤ
・汚いことはしたくない
・力仕事ははイヤ
やりたいことを見つけるのはその後です。やりたくないこと以外のことであれば、やっていくうちに「普通」から「好き」に変わる可能性があります。
つまり、お金をもらっても「絶対にやりたくないこと」をしっかりと明確にし、避けて考えることが重要なのです。
日常生活の中でついやってしまうことが”自分の好きなこと”
ついスマホをさわってしまう、ついパソコンをさわってしまう、また車の話題になると口出ししたくなる等、日常生活において無意識のうちに自分の好きなことがあるはずです。
とはいえ、スマホやパソコンをただ触るだけの仕事はありません。関連することで構いませんので興味があるものを探してみましょう。
できるか、できないかは置いておいて”その好きなこと”に関連することをやってみることが大切です。才能があるかないかは、やってみなければわからないからです。
やる前から、上手く行くかなんてわかるわけがありません。上手く行かないかも・・とやる前から諦めてしまっていては人生終わります。
よくあることですが、「憧れる」のと「実際にやってみる」のでは、大きなギャップがあります。好きだと思っていても、やってみたら自分には合わず嫌いなこともあります。
例えば、パソコンを触るのが好きなのでパソコンに関する学校や会社へ入ったとします。単に自分の趣味レベルで触るのは好きだが、プログラミングなど高度なことが求められ嫌いになってしまったなんてことも。
周囲から辛そうに見える程、没頭できることを探す
自分の好きなことの特徴としては、「周囲から見たら辛そうに見える」という特徴があります。
・寝ずにゲームをする
・毎日10kmランニングする
など、普通の人から見ると苦痛に感じるということでも、本人からすると好きなことなので全く苦痛に感じていません。
朝が早いパティシエや毎日絵を描いている漫画家も、自分には無理と思う人も多いと思いますが、やっている本人は好きでやっているので苦痛に感じていることはなく、楽しくてしょうがないはずです。
つまり、周りからは大変・苦痛と思われるかもしれないけど、やっている自分は最高に楽しいと思うことが本当の自分の好きなことということです。
まとめ
今回の記事をまとめます。
・やりたいことがある人は、そう多くない。
・やりたいことを考えるより、まずはやりたくないことを明確にしよう。
・できるか、できないかなんてことはどうでもいい。
・日常生活でついやってしまうことが”自分の好きなこと”
・周りから辛そうと思われている程に、没頭できることが”本当に好きなこと”
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