ブログやサイトの方向性や内容を大幅に変更したので、ドメインも一緒に変更したい。今までサブドメインでサイトを運営していたが、やっぱりメインドメインに変更したい。
【ドメイン変更 イメージ】
・メインドメイン⇒メインドメイン
旧ドメイン(https://〇〇.xyz) ⇒ 新ドメイン(https://〇〇〇〇.com)
・サブドメイン⇒メインドメイン
旧ドメイン(https://〇〇.〇〇.xyz) ⇒ 新ドメイン(https://〇〇〇〇.com)
・サブディレクトリ⇒メインドメイン
旧ドメイン(https://〇〇.xyz/〇〇) ⇒ 新ドメイン(https://〇〇〇〇.com)
だけど、やり方がわからなくて困っている方もいると思います。
事前にドメイン変更の流れを確認せず実施すると危険です。万一ミスをしてしまうと、サイトがエラーで表示できなくなり、WordPress管理画面にもログインが行えなくなるということもあります。(やってしまいました。。苦笑)
そこで、これからドメインの変更を考えている方が、「サイトにアクセスするもエラー表示・・・」と、ならないよう詳しく説明します。
本記事では、レンタルサーバーで運営していたサイトを新しいドメインに変更した経験をもとに、WordPress(サイト・ブログ)のドメインを変更する方法について紹介します。
WordPressのドメイン変更方法
ドメイン変更方法の前半(1~3)については、エックスサーバーを利用・お名前.comでドメイン取得する前提として、参考記事の紹介で省略します。
新しいドメインを取得する
お名前.comでドメインを取得する方法を載せていますので参考にして下さい。
新ドメインをエックスサーバーに登録
エックスサーバーへドメインの登録方法、お名前.comでドメインのネームサーバーの変更方法を載せていますので参考にして下さい。
新しいドメインにWordPressをインストール
エックスサーバーに登録した、新ドメインにWordPressをインストールする方法を載せていますので参考にして下さい。
FTPソフトで旧ドメイン(移行元)のWordPressデータをPCへコピー
FTPソフトは、フリーソフトの「WinSCP」を使用します。
①PCのデスクトップに、旧ドメイン(移行元)のWordPressデータを格納する為の、「バックアップ」用のフォルダを新規作成。
②「WinSCP」を起動し、エックスサーバーに接続。
③エックスサーバー側の旧ドメイン(移行元)の中の「public_html」フォルダへ移動。
④「public_html」の中にあるフォルダとファイルを全て、PCのデスクトップ上の「バックアップ」用フォルダにコピーします。(データ量により数時間要する。)
PC上にコピーしたデータを新ドメイン(移行先)のフォルダへアップロード
①エックスサーバー側の新ドメイン(移行先)の中の「public_html」フォルダへ移動。
②PC上にコピーした旧ドメイン(移行元)のWordPressデータのうち、「.htaccess」以外を全て新ドメイン(移行先)のフォルダへアップロードします。(データ量により数時間要する。)
旧ドメイン(移行元)のWordPress管理画面から「サイトアドレス(URL)」を変更
①旧ドメイン(移行元)のWordPress管理画面の「設定」⇒「一般設定」を開く。
②「サイトアドレス(URL)」を新ドメインのアドレスに変更。
③ブラウザから新しいアドレスで正常にサイトが表示されることを確認。
※記事更新日など、一部レイアウトが崩れている場合があるかもしれませんが「WordPressアドレス(URL)」と「リダイレクト」を行うことで直ります。(一度キャッシュの削除が必要)
旧ドメイン(移行元)のWordPress管理画面から「WordPressアドレス(URL)」を変更
①旧ドメイン(移行元)のWordPress管理画面の「設定」⇒「一般設定」を開く。
②「WordPressアドレス(URL)」を新ドメインのアドレスに変更。
③新ドメイン(移行先)のWordPress管理画面にログインできることを確認。
※ドメイン(アドレス)を変更しただけなので、ワードプレスのアカウントは旧ドメイン(移行元)のWordPress管理画面に入力していたアカウントでログインできます。
旧ドメイン(移行元)の「.htaccess」ファイル内に、リダイレクト設定を記述
旧ドメインのアドレスに対してのアクセスを、新ドメインのアドレスへ転送させる、リダイレクトの設定を行います。
①エックスサーバー側の旧ドメイン(移行元)の中の「public_html」フォルダへ移動。
②「public_html」フォルダ内の「.htaccess」を右クリック⇒「編集」。
③リダイレクトの記述を1行追記して保存。
※最後の「/(スラッシュ)」も忘れずに入れて下さい。
これで、旧ドメイン(移行元)のURLへアクセスしてくるユーザーを、新ドメイン(移行先)の新しいURLへリダイレクトさせるようにできます。
まとめ
今回の記事をまとめます。
・バックアップしながら作業しよう
・はじめにサイトアドレス(URL)を変更し問題ないか確認
・WordPressアドレス(URL)の変更を誤るとログイン不可に
・旧ドメインのアクセスを新ドメインへリダイレクト設定をしよう
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